若い時には健康が自信があるため人間ドックを受診しようとする人は少ないのですが、日本人の死因で多いがんは20代~30代でかかる人が増え始め、40代半ばを過ぎた頃からは急激に発症する人が増えてきます。若いからと安心せずに早いうちから健康管理に気をつける事は大切なことです。がんの発症率が増える40歳半ばを過ぎると定期的に人間ドックを受けるようにしたほうが良いと言えます。死因の1位はがんですが、2位は心筋梗塞などの心疾患、3位は脳梗塞などの脳血管疾患が続きます。

心疾患は50歳くらいから、脳血管疾患は55歳くらいから亡くなる人が増えてきます。このことからも少なくとも40代になったら人間ドックを受診して自分の健康状態を確認し、生活習慣を改めることが大切です。会社の健康保険組合に加入していると人間ドックを受ける時に補助する制度を設けているところがあります。加入している組合によっても違いますが早いところでは30歳程度、遅くても40歳を超えると補助を出すところが多くなっています。

この年齢になると健康に問題が出てくる人が増えるためで、早期発見して生活習慣を改めたり早期治療を受ける事が必要となるからです。40歳~50歳では2年に1回程度、それ以降になると毎年受けたほうが良いとされています。毎年受けるのが大変な場合には、脳疾患中心とか心疾患中心など、自分の体質に合わせて検査を受ける事もできます。がんになりやすい家系の人はがんを中心に、女性の場合は女性がなりやすい病気を中心に調べるのも良い方法です。

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